今回はいつものテイストではないのですが、ちょっとあまりにもこの会社さんのやり方が露骨過ぎてある意味衝撃的だったので…。
先日参加したママ向けの仕事あっせん会社さん主催の親子連れOKの無料セミナーに参加したら、知識を得るどころか、むしろめっちゃ無給労働させられてたという実話を書きたいと思います。
すごく怒っているとか訴えるぞ!とかそういう感じではなく、なんかもう…なんていうか…
「すごいな、人間ってここまでお金に貪欲になれるんだな…!」
とむしろ感心したくらい、ある意味あっぱれなやり方だったため記事を書こうと思いました。
この記事はただの個人(ママ)の実話なので、エルサゲート動画への注意喚起記事のように大きな反響があるとは思えませんが、
私の書いた記事でその会社で納得してご就業されているママさんのお仕事を奪うことがないよう、できるだけ配慮した上で書かせて頂きたいと思います。
そこで最初にこの記事についてのお願いごとなのですが…
自分勝手で申し訳ありませんが、社名公開についてや上記の考えに対しての是非を問う内容のコメントはお控えください。
また、こちらのブログや私のこの記事に関するTwitterの発言を載せただけのまとめサイトでの引用は本当にやめてください。
一部分だけをご覧になった方がご気分を害されたりなさるのは、私の本意ではありません。
もちろん本記事を一部引用した上で、大半の内容を個人や記者さんが見解を書かれて記事にするといった形式でしたら全く問題ありませんので、もしよろしければお好きなだけどうぞ^^
本記事はあくまで、「@ママがセミナーに参加したと思ったら、なんとこっちが無償労働させられてたよー、ほんとびっくり!」的なスタンスです。
内容的にはただの個人の世間話なのですが、@ママは人材派遣業界出身でこの会社さんのやり方はうーん、かなりよくないなーと思ったので、その点はちょっと個人の考えも書きます。個人のブログなので。
上記、納得して頂けましたらぜひ読んでやってください。
その会社を知ったキッカケは、@ママがよく行く大手の赤ちゃん向けの会社さんのイベントでした。
そこで受付や参加者のサポートをされているスタッフさんは子連れがほぼ大半で、「へぇ、子連れで働くことができるって新しいな」と驚いたのがキッカケです。
@ママはそのイベントをあくまで参加者として楽しみたかったためその仕事をしようとは思いませんでしたが、なんとなく興味本位で家で社名で検索してみたところ、
そのスタッフさんたちはそのイベント主催企業(大手)ではなく、委託企業から派遣されているようでした。
調べてみるとそういったイベント運営サポートだけではなく、記事を書いたりWEB広告のバナーを作ったりする在宅の仕事も多数あるとのこと。
しかも会員(実際の名称は伏せますが意味的にサークルみたいな、そういったニュアンスの名称で人集めしている)専門の無料教育が受けることができて、未経験でもバナー制作やWEBライターとして活躍できるとの記述が。
はい、「無料教育」という部分にまず興味を持ちました。
だって@ママ、文章上手じゃないし。専門のライターの講座ってどんなだろう?とちょっと心が踊りました。
しかもバナー制作できたら…うん!かっこいいよねっ!(←はい、ミーハーw)
ただしその紹介ページに掲載されている写真を超拡大して見ると、会議室で講師の先生と「写真付きの記事を載せよう!」といった、
なんというかざっくりふんわりとした記述のパワポが映し出されていたので、本当に専門的な先生がやってくれているのかな…?とちょっと不安にはなりました。
「タダほど高いものはない」とはよく言いますが、この記述を見た時点では、「この会社は登録者に無料でも教育することでそのスタッフさんを派遣して利益を得ているのだろう」と思っていましたし、
しかも@ママは人材派遣業界出身で、昔いた派遣会社でも登録スタッフさん向けの無料専門講座はたくさんあったため、あまりその部分は警戒していませんでした。
この会社のやり方が上手だなと感心する点はいくつもありまして。
まず導入が上手い。
あくまでWEB登録に必要なのは「メールアドレス」のみなんですよ。
派遣や人材紹介ならありえないでしょ?せめて電話番号くらいは求められますよね。
でもそれをママにいきなりやっちゃうと、警戒する方もいらっしゃると思うんです。おそらくこの会社がメインターゲットとしている専業主婦さんなんかは特に。
その点を意識してかどうかは分かりませんが、登録するのにメールアドレスだけというのは、私なんかでも安心感があったのは事実です。
そして登録すると届くのがメール。内容は自社の仕事案件やイベント(子育てセミナーなど)がメインです。
このメールの案件紹介の書き方が、実に上手い。
@ママが以前いた会社は割と大手でコンプラがものすごい厳しかったので、こんな書き方は絶対にできなかったのですが(書いても担当部署で無難な内容に書き直されてWEB掲載される…)
人材業界にいたことがない(職種の知識があまりない)普通の方なら「あ?私にでもできるかも?」と思わせるようなネーミングと内容ばかり。
しかしながら、その内容をよく読むと業務委託で時給制のルート営業だったり、テレアポだったり、はたまた無免許OKの保育の仕事(おそらく保育人数関係なしの時給制)だったりするのですが、
軽い感じのネーミングで一見すると楽しそうに思わせるスキルが素晴らしい。
※同じイラスト二回目…w
これ、決して皮肉ではないです。本心です。このメルマガ書かれている担当者さんのネーミングスキルと文才すごい!
「じゃあ実際にどういう書き方をしているの?」と気になるところだと思うのですが、このメルマガの文章の無断掲載はNGと注書きなされているのでここでは記載できません。
この会社さんからしたらノウハウでもありますし当然のことですね。
そのメールの中に、@ママが参加した子育てセミナーがありました。(実際はもっと踏み込んだちょっと専門性のあるものなのですが、特定されることのないようざっくりとしたネーミングにします。)
先着10名とのこと。子連れOKということなので、なんとなく軽い気持ちで応募してみました。
しばらくしてメールが届き、当選したとのこと。あれ?先着順じゃなかったんだっけ?
どうやら先着だけど抽選もあったようです。
そしてびっくりしたのが、そのメール…なんとBCCではなかった。
ぶっちゃけこれはちょっとありえない。これに関しては@ママ怒ってますよ。
だってそうでしょ?メールアドレスって割と大きな個人情報ですよ。
仮にも個人情報を扱う会社なら、メールアドレスが表示されることのないようBCC(という機能)で送るのが基本でしょ。
@ママの新卒から結婚するまで育ててもらった人材派遣会社では、複数人宛のメールでBCCをせずにうっかり送り間違えたりでもしたら・・・大事故でしたよ。
そのチームの偉い人はもちろん、場合によっては部署の偉い人すらも菓子折り持って謝りに行くレベル。
それはあくまで前職ルールですので他の会社ならそこまでしないかもしれないですが、一般常識的にもやはり不味いのではないかなと。
だって宛先みたら割と本名の方が多すぎましたもん。
他の参加者さんの個人情報でもあるし、もう一度そのメールの宛先欄を見ようとは思わないけど。
定員10名なので宛先も10人でしたが、本名の漢字やアルファベットが並ぶ中、明らかにゲームのハンドルネームが表示されてたのは@ママくらい。
…うん。個人情報は守られたものの、逆に恥ずかしいよね!なんであんなハンドルネームにしたんだろ。マジで公開処刑。
この話はこれくらいにして、ちょっとびっくりしたのが確認メールだけではなく事前に回答を求められること。
その当選の連絡のメールにはセミナーの簡単な内容と最終確認の出欠を返信(だったかWEBページだったか)するよう回答期限が書いてありました。
すごい厳密にやるなぁ…とちょっとびっくりしつつ、セミナーの詳細が書かれていた直前の確認メールでも「そのメールを読んだかどうかの回答」が求められていました。
しかも回答期限付き。
そしてそのメールに詳細が記載されていたのですが、ここで新たな情報が書かれていました。
『セミナーの他に、今回のイベントの「協賛会社」によるちょっとした座談会がある』というのです。
無料イベントなのはこの会社さんがお金を出してくれているからである、といったニュアンスの説明が書かれていました。
うかつにも@ママは座談会というワードに、てっきり「和気あいあいとママ同士でお菓子などを囲みながら楽しくおしゃべり〜♪」的な光景を連想してしまいました。
うん、今思えば脳内お花畑にもほどがあるよね。
そう、この座談会…これこそがこの会社さんのやり方の一つであったとも知らずに。
その会社さんは都内の割と一等地にあったのですが、ちょっと分かりづらく迷ってしまいました。
それもそのはず。何度も通り過ぎてたのは、そこが思いっきり住宅用のマンションだったから。
※イラストはイメージです。
マンション企業はよくありますし、前職でも飛び込み営業で何度も訪れたことがあります。@ママ的には全然抵抗なし。
ただこの時はなんか素通りしちゃってたんですよね。グーグルのGPSがおかしくなったこともあって。
なんとか時間前にたどり着けたセミナー会場は、その会社さんが借りているオフィスの一部屋。
机や子供向けのおもちゃ箱、家具などを差し引くと、サイズにして四畳半&1Kの一人暮らしを想定したような創り。
@ママ、入室してびっくり。
だって、だってよ?大人が1人暮らししてテーブル置いたら、そのテーブル畳まないと布団が敷けないような広さ(あくまで当時の印象なので思い出修正あるかも…そしたら申し訳ありません)
そこに親子連れが10名+その会社さんの担当者が数名。
「あ、タコ部屋ってこゆこと?」
ってぼんやり思いました。@ママ。酸素が…とにかく薄い。そして娘が少し動くと他のよちよち歩きの子にぶつかるので、めっちゃ気を遣う…。
開始前からすーごい疲れる。
「子連れOKだと、子供を連れてくることを想定しながら、なんでこの広さ?セミナー会場を広くできないのなら、時間帯を二部制にするなどして人数をもっと減らすなり対策すればよいのに。」
なーんて、働かない頭で考えながら開始を待っていた@ママですが、後から考えてみると人数を減らしたり二部制にするなんて選択肢、この会社さんにはなかったんですよね。
まずこの会社の担当者が挨拶し会社説明が始まりました。これは別に構いません。
だってこの会社さんだってボランティアでやっているわけではないでしょうし。
おそらく登録者を集める+就業されているスタッフさんへのご褒美的な意味合いもあるのでしょう。
体感時間にして10分程度の説明が終わった後で、本日のイベントを協賛してくれている会社さんの座談会が始まります。
担当者さんが何度も、何度も、強調なさっていることが若干気になりました。
※イラストはあくまで個人的なイメージです!!
「このセミナーは本当に人気の内容で本来だと一人5000円くらいするような内容なんですが、今回は◎◎社さんがお金を出して下さったことで【特別に】みなさんに無料で提供できることになっています。(以下略)」
なぜ楽しくお話しするようなこと(座談会)にそこまで強調というか確認するのかしら?と不思議に思いました。@ママ、完全に脳内がお花畑(笑)
ただ言葉通りに受け取れば、かなり凝縮された内容が無料で聞けるということ。会場まで来ちゃったし、ちょっと信じてみたいかなという気持ちも少しありました。
ええ、分かっていましたよ。なんか、もうおかしいってさ。
でも良かったです。骨董品の壺とかクレジットで契約させられなくて(苦笑)!
担当者が協賛企業さんの紹介すると同時に、ドカドカとスーツ姿の男性が2名入ってきました。
大きな商品をいくつかと、その商品開発に必要な色のサンプル表(本当はもっと適した言い方があるのですが、ぼかして書いています)をいくつも持って。
ただでさえ狭い会場の人口密度がマックス。薄れる酸素。
明らかにファシリテーター役のイベント主催会社の担当者さん(さっきとは別の人)がテキパキと進行を務めます。
まずは各自の自己紹介。そしてその協賛会社(めんどくさいので以下A社とします)の新商品開発に当たって、ママの意見を「ざっくばらんに」聞かせてほしいとのこと。
@ママはようやく。。。気づいちゃいました。
「これ・・・明らかに市場調査のグループインタビューじゃないかーいっ!」
気づいた時はもう時すでに遅し。入り口を見ると、立ちはだかるイベント主催担当者。(場所が本当に狭いので、確かにそこしか立つ場所がなかったのかもしれない)
に…逃げられん…
体感時間にして40分。がっつりインタビューは白熱し、ぶっちゃけこのインタビューだけできっと新商品できちゃうだろうなというレベルでした。A社さん、良かったね。
ようやく終わった市場調査。いや、座談会。
あー働いた働いた!これで心置きなく有料セミナーの内容が聞けますぞ♪と安心したのもつかの間。
ちゃーんと、次のステップがありました(笑)
最初に会社説明をしてくれた担当者さんが出てきて、こうおっしゃいました。
「みなさまお疲れ様でした。セミナーに入る前に、お手数なのですがアンケートにご協力頂きたいと思います。無料イベントになりますのでなにとぞご協力ください」
あ・・・?あんけーと?セミナー前に?何を聞くの????
ぶっちゃけ内容の詳細は覚えていないのですが、衝撃的だったのはその内容。
なんとママの娯楽施設(本当は固有名詞ありますがぼかしています)に関する市場調査でした。
う…うん。セミナーとはとにかく全く関係ない。
ある娯楽施設に行く頻度や、子供が産まれてからはどう変化したかとかは鮮明に覚えいていて、あともしかしたら住んでいる都道府県や年齢もあったかも。
ちなみにQRコード式。集計楽そうですね。
更にビックリだったのは、そのアンケートを全員回答済みになるまでセミナー本番が始まらなかったこと。
あ…セミナー時間が押しちゃうからもう始めますね、とかないんだ…
講師の紹介もそこそこに始まったセミナー。この先生は本業は別にあって、兼業でこういった講師もなさっているんですって。
確かに勉強になる内容もありました。でもね@ママは開始してスライド二枚目で気づいてしまった。
「あ、この先生、きっと他の会場でもこのセミナー無料でやってるな」と。
もちろんセミナー自体が駄目だったとかでは全然なく、ちゃんと勉強になった内容もあってよかったのです。
ですが…明らかに有料セミナーにつなげるための「導入」にしか聞こえませんでした。
言葉は悪いけど、そのための餌を少しはまいてあげるよ〜♪みたいな。
そして極めつけは、その先生が言い放った言葉。
「申し訳ないのですが、無料セミナーではここまでしかお話はできないのですが、有料のほうでしたら詳しくご説明できます(^^)」
や・・・やっぱりィィィィィィィィ!!!!!!
分かってたっ!もうね、分かってたよ!でも先生、それ言っちゃうんだね…。
そしてセミナーは体感時間として30分程度で終了。次になにが始まったと思います?
その次に始まったのは、先生の本業のほうのサービス紹介。。。
もちろんね、ここで新しく知ったこともありましたし悪い内容ではなかったですよ?
でもね、もはや完全に宣伝。
あーもう、パンフレットとか配り始めちゃったし…。
そして若干のもやもや感を残したままセミナー自体は終了。
@ママ、体内の酸素不足でもう限界。はよ帰るぞーごめんよ娘っ!
と思ったら、更に次のステップがありました…!
最後にあったのがアンケート。
でもこちらはもちろん、セミナーに参加してみての「感想」を聞くアンケートだよね?さすがに。
え?だけじゃ・・・ない!???
ええ、もちろん。ちゃんと盛り込まれていました。
有料セミナー日程。参加可能日と、住所氏名等の個人情報欄!
でもこちらは有料セミナーを希望する場合のみの記入ということなのでひと安心。
決して有料セミナーを押し売りするようなことはありませんでした。
そこは…ある意味、良心的だった…のかな?あれ?@ママの良心的な基準、下がってない?w
おわったーーーー!と思った@ママ。甘かった。
次に書かされたのは、なんと…
「誓約書」!
ばっちり署名させられました。しかも印字が薄くて読みづらい。文字ちっさ!
おそらく市場調査をがっつり行ったので、アイディアの商標権などの権利を放棄するといった内容だったかと思いますが、全部読まず…。だって疲れたし…。
(本来なら危ないよね…でも本当に疲れてたんですよ。よかったよ。骨董品とか売りつけられなくて…)
よーし!帰るぞー娘!と帰宅準備をする@ママと参加者さん。すると担当者さんが言いました。
「今から記念写真を撮ります。もしお時間に余裕があれば、余裕が無い方もできるだけご参加ください」
え…?記念・・写真…? ここで? こんな狭いとこで(´・ω・`)?
さらに娘の不機嫌ボルテージ、マーックス!そら、そーだわ。
でも確かに、事前確認のメールにも当日のタイムスケジュールとして記載されていました。
確かにそれ読んでしまっているし、更には確認済みと回答してしまってもいるし、こ…断れない…(汗)
撮りました。写真。一枚目。
あ、じゃあもう帰れるかな…?と思ったら、二枚目。荒ぶる娘。泣き叫ぶ子供たちの声でカオスな室内。
そろそろ帰りたいんですが!三枚目。
娘、もはや世の中すべてを恨み殺すような目をしてるんですけどっ!?
こちらのカメラでも撮りまーす。四枚目。
もはや@ママ無の境地。娘、不機嫌すぎて無表情。怖い!目が怖いって!
かれこれ4〜5枚くらい撮ったと思います。ねぇ…ねぇ、何に使うの?そんなに。別に回答きても困るのでいらないですけれども…。
いちおう使用目的はブログやSNSに掲載すると仰っていました。ほんとかなぁ…ほんとにそれだけかなぁ…宣伝とかにも使うんじゃないかなぁ…?
↑もう誰も信じられなくなっている当時の@ママ(笑)
そして希望者のみの質疑応答。参加者さんは割とのんびり質問したりしていました。しゅ…しゅごい。
とはいえ、退出しようにも場所が狭いため一人(一組?)ずつしか出られないですし。
待っている間に参加者さんなどと少しお話しすることもあったりなかったりするわけで。そういった意味では楽しくもありました…かな?
かれこれでようやく退散できることになった@ママと娘。
もうちょっと、色々モヤモヤしすぎたので、娘が寝たスキに大好きなお蕎麦屋さんで大盛りを食べましたとさ!
めでたしめでたし…
では、なーーーーい!
はい、ちょっと巻き戻しますよ。
確かその衝撃発言があったのは帰り際ではなく、イベント冒頭だったかな?と思うのですが…担当者さんが参加者さんにこう切り出しました。
「急なのですが、明日空いていらっしゃる方いらっしゃいますか?」
「明日で◎◎サポーターさんを募集してまして。もちろんお子様連れOKです。
就業されているスタッフさんがお仕事をなさっている間にお子様と一緒に遊んでいただくだけでお給料は〜〜円なんですが…**社のイベントサポートさんよりは若干お時間給が高いお仕事です。場所は…」
※〜〜円は東京都の最低賃金より250円ほど少ない。
※内容はこの会社さんの営業妨害にならないように最大限ぼかして書いています。そのためわかりづらくなってしまい恐縮です。
@ママ、これに唖然としちゃいました。
「子連れOK、お子様と一緒に遊んでいただくだけのお仕事?」
この会社さん特有のネーミングもあいまって、ちょっと楽しそうって思っちゃうじゃないですか。
でも、ここまで読んだら、みなさん分かりますよね?
これ、おそらく保育の仕事ですよ。
業務委託、時給制にも関わらず、最初の説明で保育人数を伝えない。これ、結構、不親切じゃないですか?
仮に当日自分一人だったとして、どうします?子供達が10人くらいいたら。
しかももしお昼挟むようならお昼ごはん食べさせないといけないし(ご飯自体はそのお母さんたちが持参するでしょうけど、子供に食べさせるって本当に大変なのです)、何時間も保育するなら当然オムツ替えなどもしないといけない。必要ならトイレのお世話も。
更に、@ママが大丈夫かのかな?それ。と思うのは、業務委託であるということ。
派遣なら、必ず指揮命令者がスタッフさんの近くにいます。たとえすぐ近くに居なくても、指示を仰ぎたい時はすぐに確認できるような決まりになっていたはずです。
(派遣業界離れて久しいので、ちょっとうろ覚えですけど…)
ただこの場合、業務委託ということは、保育士の資格を持っている指揮命令者が近くにいてくれるという保障はどこにもありません。
これはただの推測ではありますが、業務委託という形式をとっている以上、保育はその業務委託スタッフさんたちでお願いね〜となる可能性が非常に高いかなと。
だって自社で囲っている保育士がいないから臨時でサポート雇うわけで。
逆に保育士さんが居てくれてその手助けをスタッフさんにお願いするということなら、言いますよね。最初に。
仮に・・・ですよ?
もちろん絶対起こってはならないことですが、もし自分一人だけでその仕事して、その担当する子供が突然死したら、どうします?
もしくは、もし担当する子が急病で苦しみだして、自分の応急処置が間違っていて結果的に死なせてしまったら?
業務委託の場合、そういう万が一の事態が起きたときの責任の所在はどうなるのでしょうか(´・ω・`)
そして預ける側のお母さんは、見ず知らずの保育士無資格のお母さんが面倒を見るということを知っているのでしょうか。
・・・なーんて、その担当者さんのお誘いを聞いて、そんなことを思ってしまう@ママは薄汚れているんでしょうけどね。
もちろん、@ママが確認していないだけで、ちゃんとこの会社さんはスタッフさんを守る条項を盛り込んだきちんとした契約をしてくれているのかもしれません。
ですのでこの仕事の本当のところはよくわからないんですけどね。
まぁ…ね。でもいずれにせよ、良かったです…。
「行ってみてビックリ、何かの儀式でした」ということではなくて。壺も売りつけられることなかったし(←しつこいw)
この会社さんのセミナーの体験で@ママが得た教訓は、「まずちょっとおかしいかもと思ったら、出口経路を確認して途中で帰る勇気も必要かも!」ということですね^^
長くなって恐縮ですが、@ママのこの会社さんのやり方が良くないかなというか、ブラックかなーー…と思う点は下記の通り。
① 紹介案件のうち、子連れOKもしくは推奨するバイトの最低時給が東京都の最低賃金を大きく下回っている。(最大でほぼ半額)
② 業務委託で時給制でありながら、保育人数を明示せず軽い文言で保育のバイトのスタッフを募っている(保育士無資格でもOKとしている)
③ 確かに事前に告知した内容にはギリギリ偽りはないが、実際のところ「無料セミナー」をおとりとして母親を集め、複数の市場調査を行って利益を得ている(グループインタビュー+担当者の議事録やレポートもあったと記憶しているのでおそらく数十万〜くらいか?さすがに数百万はいかないよね。)
④ もしかすると講師の先生からも、有料セミナー宣伝費として報酬を得ている…かもしれない。(ここは推測)
しかしながら、この会社さんが存続できているということは、その売上を支えるだけのママさんがご就業されているわけで。
やり方はどうであれ、その方々がそれを良しとして納得して働かれているのなら、その就業機会を奪う権利は私にはないと思っています。
そのため社名は公開しませんし、内容も特定できないようできるだけわかりづらく書きました。そのため読者さんにもわかりづらい表現でご迷惑をおかけして申し訳ありません。
決してこの会社さんを擁護するわけではないのですが、確かに「子連れOK」とする仕事は世間にはなかなかないですよね。
確かに東京都の最低賃金を大きく下回る件については、ややもするとちょっとママという労働力をバカにしてない?と思っちゃいそうなのですが(いや、@ママそう思っちゃったのですが)
よくよく考えてみると、世の中に子連れOKの仕事が多くなっていけば問題ないのかなって。(ヲイ)
子連れOKでできる仕事の案件が増えてくれば、スタッフを確保すべく賃上げの競争も起きるでしょうし「(育休とかない)子連れママの労働力」が買い叩かれることもないのかなぁと。
その考えを今先駆けて(@ママが知らないだけで他にもそういう会社さんあるのかな?)実践なさっているところ、今回のイベント主催会社さんは良く無いやり方があるにしろ「子連れママ就業機会を増やしている」という点で大変評価すべきところなんだと思います。
ただ色々気になっちゃう@ママにはちょっと合わなかったというだけのお話でした。
しかしながら@ママにはブラックに見えても、「なかなか就業機会がないのに、子連れOKの仕事はとってもありがたい!とにかく外に出れるだけでも嬉しい!」と納得されている方もいるからこそ、この会社さんのビジネスは成り立っているわけで。
きっといろいろな見方があるのでしょうね。
この子連れ案件の時給が著しく低いのだって、もしかするとこの会社さんが一生懸命受け入れ先企業に交渉して、請求額は低くても子連れママのためにどうにかして手に入れた仕事案件なのかもしれない。
まぁ、薄汚れた@ママからすると色々疑いたくなっちゃうんですけどね^^;申し訳ないです。
以上、@ママの体験レポ(なのか?)でした。
できるだけ配慮して書いたつもりですが、もしこの記事でご不快な思いをされた方がいらっしゃったら大変申し訳ありません。
最後にいつものお願いとなって恐縮ですが、ブログのランキングのボタンのクリックをお願い致します…!ボタンは2つあります!
更新のモチベーションになっておりますので、なにとぞ・・・!
それではまた次回^^
本記事の情報は@ママの独断と偏見でピックアップしておりますので、抜け漏れ等ある可能性がございます。ご了承下さい。なお、日時・開催場所等の最終確認は必ずご自身の責任において、公式HP(詳細情報参照)をご確認頂ますようお願い致します。
また、本ブログはリンクフリーですが、まとめサイト等における本ブログの記事の内容の無断引用、リライト行為はご遠慮くださるようお願い致します。
何かご不明なことが有りましたら、コメント欄にてお問い合わせ下さい(コメント欄は承認式のため投稿しただけでは、全体表示されることはありません。)
【お願い】ブログランキングに参加しています。更新の励みになりますので、ぜひクリックをお願いします!(ボタンは2つあります)